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コーヒーは万能薬だった!?

皆さん、そろそろコーヒーのルーツを知りたくなってきたんじゃないですか?

コーヒー=飲み物(そして美味しい!)
これが世界に浸透するまで、本当に長い長い道のりを辿ってきました。

今回は
「おや?これはなんだ?初めましてコーヒーさん」
をお伝えしていこうかなと思います。

コーヒーの木を発見

植物としてのコーヒーは全てアフリカが起源とされており、今でもコーヒー栽培で最も主要な原産地はアフリカ北部のエチオピア高原にあります。
コーヒーの木や実が発見されたのは、うーんと昔。コーヒーを薬効と書したであろう書物がおよそ10~11世紀に見つかっていることから、10世紀より前なんじゃないかと言われています。

では、コーヒーとして飲まれるようになったのはいつからか?

現段階で分かる範囲では、おそらく15世紀半ば。アラビア半島の南端、アデン付近、エチオピアから飲料の材料として持ち込まれたのが始まりだとされています。世に生を受けてから飲料と認知されるまでに、およそ500年の月日が経っているんですね。しかも、15世紀にはまだ『おいしい~!』という認識ではなく『苦いエナジードリンク』。そんな感じで広まっていました。

コーヒーにまつわる3つの伝説

コーヒーが飲めるもの、飲み物であるということがなぜ広まっていったのか。はたまた、どうやって広まっていったのか。ここで3つの伝説をご紹介致しましょう。

・ゲマレディンの逸話
アデンに住むゲマレディン(イスラム律法学者)さんがエチオピアでコーヒーの薬効と覚醒作用を知り、「よーしイスラム宗教界のみんなに教えてあげよ~」と広まった説。

・シェーク・オマルの伝説
「やってしまった。追放だ!」と不祥事で国を追われたシェークオマル(イスラム修道僧)さんが、めちゃめちゃひもじく洞窟で生きながらえていたところ、「うわぁ、なんじゃ!あのきれいな鳥は!待ってくれぇ!」と追った先でコーヒー発見、生きる力を得た説。

・山羊飼い発見伝説(カルディの伝説)
ある日、野原で赤い実を食べているヤギを見つけた山羊飼い。すると、そのヤギがその晩に夜通し騒ぎまくり「いつもはおとなしいのにどうしたんだ!」と焦って僧侶に相談。
そうだ、飲んでみよう。
僧侶はその実を煎じて飲んでみたところ、「うお!元気がみなぎってくる!これは夜の勤行に使えるぞ!」と飲み始め、その後「眠らない修道院」としてコーヒーとその効果が世に広まっていった説。

ざっくりお話するとこんな感じ。

そうやってコーヒーは、初めて人に飲まれ、認知され、その魅力的な効能が広がっていったとされています。嘘か誠か、どれが正しいのか、本当にあったのかどうかは皆さんの頭で想像して、空想を楽しみましょう。

ちなみに3つめのヤギのお話はその後、場所はエチオピア、山羊飼いにはカルディと名前が付けられて脚色されながら語り継がるエピソードとなりました。(あれ?どこかで聞いたことあるな?)

どんなものでも、初めに食べてみよう、飲んでみようとした方々は、すごい生命力と好奇心のかたまりだと思うんです。おかげで、今日の我々には何かを「食べる・飲む」の選択肢があり、今日も美味しいにありつける。祖先に感謝ですね。

おや?今回のタイトルはなんでしたっけ?

コーヒーは万能薬だった!?

そうです。
いずれにせよ、この3つのエピソードに共通していることは

“コーヒーは元気の源として広がった”

ということ。今でこそ、『コーヒーの成分』と検索するとカタカナばかりの横文字がたくさん出てきては、体に良いだの悪いだの、科学的根拠がないだのあるだの・・・。別に人類の発展を否定しているわけではありませんよ。健康は大切です。人生100年。私の生活には、なくてはならないものばかりですからね。ただ、正しいだけではつまらないと思いませんか?たまには、自分の内側の声をもっと聞いてあげたいなって思うんです。情報社会とうまく付き合っていきたいんです。

あの時代は「コーヒーを飲んだら元気がでたぞ!みんなー飲んでみろー!」

ただそれだけ。

いたってシンプル。