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街の本屋さん

昭和から平成、
平成から令和。

時代が名前とともに変わっていく中、変わらないものもあります。

私は新幹線に乗ると、車窓からの移り変わる景色もまた「昭和から平成、平成から令和」をいつも感じるんです。変わる景色を『今』と捉えるならば、変わらない景色は『昔』。そのコントラストが、なんとも時代をタイムスリップしたような、そんな気持ちでしょうか。

さて、そんな『今』を生きる東京を歩いていて新しい景色を見つけると、どこか冒険の先にある【発見】と似た感覚になります。『新しいお店ができてる!』と、わくわくするんです。
キレイな店構えに、
新しい食べ物。
きらきら映る店員さん。

そして、少し鈍感な街に溶け込んでしまっているせいか、
薄れていくものは、興味がないとなかなか気に留めない風景の一角になってしまいます。

でも!
薄れていくものにも冒険心を掻き立てる何かがあることは、皆さんも身に覚えがありませんか?

最近、消えゆく日本として挙げられるのは駄菓子屋や銭湯、昔流行った観光地近くの旅館に、スナック…。見なくなってしまいましたよね。あの懐かしさはどこか温かさを感じて、すごく好きでした。

そして私はまた、考えちゃうんです。
外国人観光客だって、日本で行きたいと思う場所は案外消えゆく日本の中にある。
だから、どうにか残せないものかと。

でも、ちゃんと想っている人たちはいて、形にしてくれる人たちもちゃんといます。
見られなくなってしまった景色に『イノベーション』を起こし、薄れていたものが息の根を吹き返して新たなる景色へ。

今、そうした“古き良き”と“〇〇”の融合が形になってきて、新たなブームを運んできてくれているのはご存じですか?

そして本屋さん

街の本屋さんも見なくなってしまった景色のひとつではないでしょうか。大型書店に行った方が品揃えが多いし、そもそもネットで買えるし、携帯でだって読めてしまう。

でも、消えないのが『本』。

紙じゃないと伝わらないぬくもりや、ページをめくる楽しさ。
本だからこその魅力がたくさんありますよね。

そして最近は、コーヒーを提供する本屋さんが出てきました。
“古き良き”と“流行のコーヒー”の融合が形になったんです。

街の「本屋さん」は、街の「本が読めるお茶屋さん」へ。
実際に店内には、本を片手にコーヒーを飲み、談笑する若い人で賑わっています。

そう。
ターゲットが変わる面白さ。

“コーヒー”というのは、若い方からお年を召した方までたくさんの人たちに楽しまれている飲み物です。どこで飲むか、誰と飲むか、はたまたどう飲むかは面白いことに全然違いますよね。
空間を楽しみながら飲むコーヒーが好きだったり、古くからの友人と時間を気にせずにいつまでもおしゃべりしながら飲むのが好きだったり。
そのコーヒーを飲む人たちの場所を“古き良き背景”が提供してくれる。

なんて素敵なんだろうか。

街の本屋さんが昔の風景じゃなく、しっかり『今』に存在している。
そうやって、人と時代を結び付けられる“コーヒー”って、

やっぱり奥が深い。