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若者言葉は悲劇か喜劇か

シェイクスピアの四大悲劇は有名ですが、
そこに『ロミオとジュリエット』が含まれていないことも
これまた有名な話。

レオナルド・ディカプリオにどっぷりはまっていた当時、私は大学3年生。
前期に受けた授業の提出レポートは、全て『ロミジュリ』を題材に書き上げました。

そのくらいロミジュリに
はまりにはまった学生生活を過ごしたわけです。
そして、その”名言”や”ことば”の数々は
心に刺さり、また心に沁みたことを
失恋の思い出とともに、ちょっぴり思い出しつつ…

“ことば”といえば、
日本では毎年『流行語大賞』という
その年によく聞いた”ことば”を選考し、顕彰しているものがあります。

いわば、時の名言。

割とその時に、
「へぇ~、今こんな”ことば”が流行っているんだ。」
と今の“若者言葉”を認識、再認識をしているわけですが、

そこに
「今の“カフェ事情”も反映されているのでは?」
と感じることがあります。

例えば、
「きゅんです。」
韓国ブームの中、韓国風な淡い可愛らしいカフェが増えたなぁ。
「エモい」
店内の壁はスタイリッシュなのに、バリバリに奇抜な色の蛍光灯で着飾った喫茶店が増えたような…。

“カフェ”と言うワードを
一気にエモくするのは喫茶店なのではないでしょうかね。
(カフェと喫茶店では若干定義が異なるのですが、そこはさておき…。)

今日現在、単純に新しいカフェというよりも、
喫茶店をリメイクしたようなお店、
古民家をリメイクしたようなお店、
懐かしさの中に”モダン”を感じるお店が多いのかな。

これは、もしかして“エモい”に心を踊らされているのかも!?

はてさて、そんなこんなで、
今年も30語のことばたちがノミネートされました。

その中には、先日記事にした『SDGs』や
『ジェンダー平等』『推し活』『ととのう』『路上飲み』などがありました。

『推し活』はある意味日本っぽくていいなと思う一方、
「小学生に『うっせぇわ』と歌っている動画が人気です」というニュースを見る度、
なんだか少しチクっとした感情も伴っていましたが、
しっかり『うっせぇわ』もノミネートされていましたね。

私もみんなも
心のはけ口を探す1年だったのではないでしょうか。
そう感じぜざるを得ないような言葉が多かったですね。

もちろん、それは負のワードというわけではありません。
嬉しいにも悲しいにも、向けるものがないと消化できないんですよね。

楽しいことを誰かと共有できれば、
それはもっと大きな幸せとなって、心へ吸収、そして消化され、
悲しいことを誰かに受け止めてもらえたら、
その気持ちは痛みを少し和らげ、消化させるわけです。

感情と人は繋がり、“ことば”はツールのひとつとして、
人と人を繋げます。

それらの感情が向かう先、矛先が、
SDGs活動であったり、推し活動であったり、『うっせぇわ』なんでしょうね。

とにもかくにも
有り余ったパワーは、愛ある行動に爆発していけばいいな。
そう思わずにはいられません。

ロミオとジュリエットの愛のように…。

あの物語の一番素敵なところは、
『最後の感情は私たち読み手・視聴者にゆだねられているところ』
とでも言いましょうか。

向けるべき感情・想い・ことばをあなたは誰と共有したいですか?

ロミジュリの時代に”ことば”というツールがもっと盛んだったなら、
違う感情を私たちにもたらしてくれたのでしょうか。
そして、どんな作品になっていたのでしょうか。

そもそも作者の思想がもっと別のものになっていたかもしれませんね。

”ことば”がもたらす背景は膨大です。
説明が多いからいいわけでもなく、言葉数が少ないからいいわけでもない。

…やっぱり、あの時代のあの時だからこその名作であってほしい。

少し話を戻しますが、
アンニュイな良さを含んだ作品には
日本人の好きな『阿吽の呼吸』と近しい『エモさ』があると思いませんか?

”ことば”は”空間”を創造する。

…エモいの上手な使い方が分からない私ですが、時代の波には乗りたい。

ちなみに、「チルい(落ち着く)」も同じく
若者に流行ってるらしく…。

これはまた、チルいカフェが増えそうですね…!

と、
無限ループへと片足突っ込みそうになったところで、
本日はお開きと致しましょう。