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名古屋の事情

“日本初上陸”って言葉。

皆さんはどう思いますか?

私は”初上陸”を見てしまうと、
「あぁ…またひとつ、海外にいく楽しみが奪われたわぁ。」
なんて、ちょっとへそを曲げてしまいます。

ということで、
今日はなんと!いきなり否定からのスタートです。

そんな”日本初上陸”に否定的な私ですが、
“期間限定”
と謳われると揺らいでしまうこの心は、一体何なんでしょうか。
期間限定に儚さを感じてしまうんですかね?

さて、話は変わって。

皆さんは『名古屋』と言えば何を思いつきますか?

私はその独自の、独特な食文化が浮かびます。
名古屋めしに小倉トースト、味噌カツ、鉄板ナポリタン…
そして
喫茶店文化とモーニングセット。

関東に住む私は、
コメダ珈琲さんに行くたびに
少し名古屋に触れられたようでウキウキします。

今回は縁があって
月に数回、東京から名古屋を通った私の
個人的に感じたことをつらつら綴ってみましょうかね!

〇〇〇でもないものの価値とは

名古屋の方たちにはいくつかの馴染み店があるらしい。
その一つが有名なコンパルさん。

コンパルさんは
関東に…上陸していません。
その未知数な喫茶店にお邪魔したのは先日のお話。

先ほど、
「初上陸にはときめかない」
と言っていた私ですが、
日本にあるのに東京へ進出していないお店とやらは
非常に興味があります。

そこに行かないと食べることができないということ。
これは、冒険心をくすぐられますよね。

「上京してしまうと寂しい」と一言…子を繋ぎ止めたい母親と、
「うるさいなぁ」の一言をつぶやく18の後ろ姿…のような愛情と
久々に里帰りをする少し大人になった20の夏。
のような…懐かしくて…ちょっと照れ臭い嬉しさというか。

そんな妄想を抱いてしまうわけで。

つまり、

日本にあるなら、食べに行きたい。
たまにだけど、
『会いたい』なわけです。

…伝わりますかね、この絶妙な想い(笑)

とはいえ、
最近はネットで購入出来たり、
お店側としても夢と希望が膨らむツールが増えました。

「有難いな」と利用していることも多々ある反面、
だけどやっぱり、
“店員さん”と“出来立て”という付加価値には勝てないもの。

話を戻しますが、
気軽に行けない海外よりも、
いつでも行けるのに何故か行かない県。

そこにうーんと、ときめいてしまう。

地元の方が言うには、
「東京に進出した『名古屋めし』も確かに美味しいけど、
地元にしかない元祖『名古屋めし』たちの方がうんと馴染みがあるんだよね。」

なるほど…。

名古屋の方々は伝統を重んじると言うのか、
美味しさの前に“馴染み”に対する愛情がとても深い。

街全体を通してもよく分かります。

だからなんだ

先ほど名前を挙げた、
コメダ珈琲さんとコンパルさんの違いは、

全国に出店しているか、名古屋のみ展開なのか。

そこだけの違いで終わってしまっては…
寂しい。

どのお店も素晴らしい企業努力と
地域に根差す心持ちをもっているのは間違いありません。
共通するところもあれば、違いもあり。

今日は一つ、
私の中での新しい気づきを皆さんと共有したくなってしまったもので、
語らせてください。

共通点といえば、
両店とも、コーヒーはたっぷりの苦味が特徴で、
隣にちょこっと置かれたミルクを混ぜて飲むことが肝心。

店内には新聞や雑誌があり、
モーニングセットの定番は決まって

『トースト × ゆで卵』。

とても落ち着く空間を提供してくれますよね。

コメダさんは、一戸建てタイプで、
駅から徒歩というよりは車で数分のところが多い。

一方コンパルさんは、マンションタイプ。
駅の近くですぐ立ち寄れます。

ここで、地元民の声を加えるならば、

コメダさんは
どの時間に行ってもゆったり、“美味しい”“楽しい”を提供。
コンパルさんは
忙しいときでもゆっくり、“馴染み”のある味と場所を提供。

あっ、これは、愛だ!

もはや、文化ではないでしょうか。
“喫茶店文化”と”馴染み”はとても密着している気がしません?

『名古屋めし』って
馴染みが求めた先なのか?

おふくろの味。
そういうことか?

となると、

ここで飲んでいるこのコーヒーの味は、
名古屋の馴染みであって、
名古屋で生まれ、
地元民の愛情を受けて
今日まですくすくと育ってきたもの。

コーヒーという飲み物が、
ただの嗜好品から愛情の一杯にかわった瞬間。

そんなところで、本日はお開きです。